ワンダークローバー（2018年生、母シーギリアレディー）

ワンダークローバー（2018年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+四つ葉のクローバー」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時9歳）と交配したシーギリアレディーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。2023年の秋陽ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入った他、2023年のイルミネーションジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月31日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4歳（2022年）

7月23日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月4日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

11月5日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5歳（2023年）

1月15日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフロールシュタットに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月1日、中5週で迎えた7戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中6週で迎えた8戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた9戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝3170m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で難波剛健騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月4日、中3週で迎えた11戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で難波剛健騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月2日、中3週で迎えた12戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で難波剛健騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

6歳（2024年）

2月3日、中8週で迎えた13戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中4週で迎えた14戦目は、阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた15戦目は、中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は難波剛健騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。