アキノセイハ（2002年生、母ウイステリアコート）

アキノセイハ（2002年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋制覇。大きなレースを制覇するように」。毛色は青鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したウイステリアコートが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方9戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、田原橋本牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、田原橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,060.5万円で落札された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月19日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3歳（2005年）

1月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月2日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイトザパワーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡佑介騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月15日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で藤岡佑介騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルカスキットに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤岡佑介騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

10月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

4歳（2006年）

3月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

5月18日、中8週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた11戦目は、初夏特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月11日、中7週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた12戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、白百合賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月6日、中7週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月4日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、JBCカウントダウン30淡路国生み特別（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた15戦目は、さぎ草特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた16戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた17戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、椎堂特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。