ニッポーオアシス（1995年生、母クリスタルトロフィ）

ニッポーオアシス（1995年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のボーザム（当時11歳）と交配したクリスタルトロフィが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の一般C2イ。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月7日、デビュー戦は田村宏之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3歳（1998年）

7月18日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田村宏之騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田村宏之騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

12月7日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた14戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1999年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた16戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた17戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイズクラッカーから1馬身差の2着となった。

6月6日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカミカゼアスリートをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノタイガーから5馬身差の2着となった。

7月10日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた25戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオーミポーセレンに7馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月23日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニットウヒマワリに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月31日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2イ（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。