モリスプチエール（1999年生、母キタノラフィアン）

モリスプチエール（1999年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名（共同馬主の名より）＋小さな夢を乗せて飛ぶように（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時14歳）と交配したキタノラフィアンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

5月12日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

7月21日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。