アプローズ（2015年生、母ワンダーフィリー）

アプローズ（2015年2月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「拍手喝采、称賛」。毛色は鹿毛。種牡馬のAcclamation（当時16歳）と交配したワンダーフィリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月26日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月29日、中5週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のストレイシープに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

12月16日、中6週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2018年）

1月21日、中4週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

4月21日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって15着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた8戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

9月1日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

12月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた11戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、カランコエ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。