ヨシデージー（1996年生、母ハナサキメグロ）

Yoshi Daisy

1996.05.30

ヨシデージー（1996年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時10歳）と交配したハナサキメグロが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川越敏樹から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

黒坂洋基厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月20日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（1999年）

4月4日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月12日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったドリームアイドルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったローランハアモニーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武藤善則騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。