シゲルブルドッグ（2014年生、母ハルワカ）

シゲルブルドッグ（2014年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋動物名『ブルドッグ』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時15歳）と交配したハルワカが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は三村卓也。戦績は、中央平地9戦0勝、地方19戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三村卓也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって756万円で落札された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

6月5日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた4戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は義英真騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2017年）

5月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中健騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は義英真騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

10月9日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の古代怪獣「ゴモラ」杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4歳（2018年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3八九（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月20日、中4週で迎えた16戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったキャッチヒストリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた17戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、マーガレット賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた21戦目は、根尾川賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた22戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C13 16（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、養老公園賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、トライアルラウンド笠松第1戦（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったティアップジャンコに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋昭平騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったキクノデアに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、アフロディーテに半馬身交わされて2着となった。

8月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋昭平騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた28戦目は、きんた’sCUP 4歳記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋昭平騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。