グランプリアルザン（2017年生、母カワカミプリンセス）

グランプリアルザン（2017年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の栗毛馬（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時14歳）と交配したカワカミプリンセスが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月31日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3歳（2020年）

9月15日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、キャプテン竜馬賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-6（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったセイウンモーリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のスーパーキングダムに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、連闘で迎えた6戦目は、まるごと!エンタメ～ション賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2021年）

6月10日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で落合玄太騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月19日、中5週で迎えた9戦目は、共済ホール賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったソノラメンテに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。