ディッパー（1999年生、母セイザンクイーン）

Dipper

1999.04.06

ディッパー（1999年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラホクトオー（当時13歳）と交配したセイザンクイーンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）エービーシーファーム。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

12月26日、デビュー戦は宮浦正行騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

3歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた3戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るイブキシガリロを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月28日、中6週で迎えた7戦目は、深野塁騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。