ブラックシールズ（1987年生、母アオイカガミ）

ブラックシールズ（1987年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のアステイングドウ（当時15歳）と交配したアオイカガミが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北新牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方15戦2勝。主な勝ち鞍は1991年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

佐々木猛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

7月1日、デビュー戦は横田吉光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月12日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

3歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/重）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた9戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は横田吉光騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

6月12日、中9週で迎えた12戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で舞木強騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた15戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月13日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は舞木強騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1991年）

1月12日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアリマワープに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月11日、中0週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は舞木強騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルホハクセキに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

2月21日、中0週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。