クラリヴィデンシア（2022年生、母トラストワージー）

クラリヴィデンシア（2022年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「千里眼(ポルトガル語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時16歳）と交配したトラストワージーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月24日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったネブラディスクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3歳（2025年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月23日、中9週で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、モルセラ賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に敗れた。