フレンチティー（2002年生、母ティークリッパー）

フレンチティー（2002年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「フランスのお茶」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したティークリッパーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D9三。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2006年）

2月7日、デビュー戦は伊藤晋一騎手を鞍上に据えて、4歳以上D9三（園田ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコンシンスマイルを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月18日、中9週で迎えた2戦目は、4歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハートランドロックを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月6日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤晋一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエルパソを半馬身振り切って勝利をモノにする

9月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた6戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。