マクロラプター（2005年生、母クレマティス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ダーレー・ジャパンから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、島田昭和によって1,785万円で落札された。

2歳（2007年）

12月6日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は524kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2008年）

7月22日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた3戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るコールニーシュを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月8日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ビッグサマーライトに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2010年）

5月3日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から49kg減らして迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一十二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3十十一（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のオークプリンセスに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3八九イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガアベを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月15日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のケイアイハリウッドに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月6日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C3十11十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のアリーペデをアタマ差振り切って優勝

9月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（8戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ソウルオブペリーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月29日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6歳（2011年）

4月26日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般C3十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ジルブラヴォに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3九十イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったマイダーリングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（10戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップパンドラに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（11戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョイフルキットに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したブライティアカンナにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（13戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ルキアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月2日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（14戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタケデンマレンゴに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（15戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月14日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったグランドコテージにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイチエヌイーグルを豪脚で半馬身差し切ってファンの高評価に応えた。