フクノトリアイナ（2011年生、母ランクイン）

フクノトリアイナ（2011年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話に登場する銛、槍」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時12歳）と交配したランクインが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は協栄組合。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、協栄組合から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって220.5万円で落札された。

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月18日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4月27日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

7月13日、中7週で迎えた5戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた7戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の福井県畜産協会長賞3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。