クラウドクロス（1995年生、母クラウドナイン）

クラウドクロス（1995年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時11歳）と交配したクラウドナインが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害5戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,751万円（17.51万×100口）で一口馬主が募集された。

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

9月26日、デビュー戦は白浜雄造騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

11月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

11月8日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で荻野要騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月13日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた7戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムジャガーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月30日、中2週で迎えた8戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた9戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 雨）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

11月20日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた11戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月25日、中4週で迎えた12戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3800m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。