シンコウサムソン（1985年生、母ロザリーハット）

シンコウサムソン（1985年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時20歳）と交配したロザリーハットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴田欣也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

6月11日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のセイントキャッスルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた7戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4歳（1989年）

6月11日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で東信二騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東信二騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東信二騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東信二騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5歳（1990年）

2月17日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。