フジヤマスズラン（1998年生、母リオデラプラタ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「両国市場サラブレッド2歳」に上場され、藤本龍也によって367.5万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

8月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイティーマジックをアタマ差制して初勝利を挙げた。

8月20日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイティーマジックに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月9日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイマドンナに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月14日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキエスペランサに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中6週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハバナフォンテンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月28日、中1週で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳（2002年）

1月25日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月22日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月27日、中4週で迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月23日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプライズマンに4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

9月25日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五六（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2三（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。