アサカボーイ（1994年生、母ファニーリーフ）

Asaka Boy

1994.03.15

アサカボーイ（1994年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時14歳）と交配したファニーリーフが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

4月20日、デビュー戦は日吉正和騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は530kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったレディータイクーンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月7日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のタヤスセイントに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

4月26日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた6戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のサクラビッグスターを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。