パラソル（1985年生、母ヤヨイスパーク）

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のセノエプリテンダーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月6日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

6月19日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のくちなし賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた6戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（福島ダート1000m 小雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下のいわき特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下のおけさ特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は本間忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の岩谷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴崎勇騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。