ヤマノキャロル（1998年生、母ヤマノドウター）

Yamano Carol

1998.03.08

ヤマノキャロル（1998年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパレスミュージック（当時17歳）と交配したヤマノドウターが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手 昇。戦績は、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

吉田正美厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2000年）

11月24日、デビュー戦は吉田達男騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

12月31日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、木村龍二騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブロードバンドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

1月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村龍二騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村龍二騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた5戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村龍二騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村龍二騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村龍二騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村龍二騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村龍二騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村龍二騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で木村龍二騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2002年）

1月16日、中3週で迎えた14戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は木村龍二騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村龍二騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた16戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村龍二騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3五イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村龍二騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。