タニノマリア（1988年生、母タニノサイアス）

タニノマリア（1988年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のミルフオード（当時12歳）と交配したタニノサイアスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の一般C。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

2月3日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた3戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月1日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブフアラーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（1992年）

2月23日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダードミナンスから4馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングオブフアラーから4馬身差の2着に敗北した。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で牧野孝光騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で牧野孝光騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた20戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（12戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。