エアサンサーラ（2021年生、母Yuzuru）

Air Samsara

2021.03.11

エアサンサーラ（2021年3月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+輪廻転生(サンスクリット)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のNyquist（当時8歳）と交配したYuzuruが12歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月3日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は586kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったテンカジョウにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月2日、中3週で迎えた2戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のソーニーイシューに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月22日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロノラメールに5馬身の差をつけて優勝

12月1日、中3週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの聚楽第特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2025年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。