ダイコシャデ（1999年生、母ダイコアキード）

ダイコシャデ（1999年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時13歳）と交配したダイコアキードが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地27戦1勝2着3回、地方14戦2勝2着4回。2003年のマーチ特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月8日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコオテンスポットから2馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンフライから半馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイトップレディーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月3日、中3週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフルーツテンシから3馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったライフトロンからハナ差の2着に惜敗した。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、2歳オープンのサツカーボーイ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3歳（2002年）

1月26日、中7週で迎えた14戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた19戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

6月8日、中5週で迎えた20戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

10月19日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月7日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月21日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（9戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（10戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（11戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、逃げるサテライトウィナーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた30戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（12戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のリンリンゴールをハナ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

5月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、4歳以上1000万下の日吉特別（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（13戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた32戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したハートストッパーにアタマ差届かず2着となった。

7月19日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（14戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（15戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（16戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月27日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（17戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（18戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフレッシュヨコハマに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

11月15日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（19戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったチェリーグローリーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（20戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2004年）

1月17日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井千明騎手（21戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

8月29日、約7か月半の休養明けで迎えた41戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井千明騎手（22戦2勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。