キャッシュメーカー（1995年生、母シークレットワン）

キャッシュメーカー（1995年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時14歳）と交配したシークレットワンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）チトセ牧場。戦績は、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の一般C2五六。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1998年）

10月14日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は505kg。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、バトルガーベにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ミラクルドラマに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4歳（1999年）

1月22日、中3週で迎えた6戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

2月11日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のユーコーエルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた10戦目は、豊島区特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、荒川区特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2000年）

1月4日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗林宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。