オタルホーマー（1985年生、母カズノフミテル）

オタルホーマー（1985年2月2日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノダイドウ（当時15歳）と交配したカズノフミテルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱忠。戦績は、地方26戦8勝2着4回。1988年に千鳥賞、アラブダービー及びアラブ王冠賞を制して南関東アラブ三冠を達成するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加納初水厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1987年）

4月24日、デビュー戦は柳沢好美騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（函館(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は465kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノクレバーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月13日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（函館(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったボイジヤーランドから1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた4戦目は、倉見務騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉見務騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉見務騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉見務騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉見務騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中0週で迎えた9戦目は、2歳戦のえりも岬特別（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉見務騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉見務騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた11戦目は、2歳戦の秋桜特別（札幌(地)ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉見務騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた12戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンプウフアストから1馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアラブ3才争覇（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月16日、中6週で迎えた14戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（1988年）

1月11日、中3週で迎えた15戦目は、佐藤正晃騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラダイオージヤに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月5日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラダイオージヤに8馬身の差をつけて優勝

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエダンデイに5馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月18日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の東京銀賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤正晃騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中5週で迎えた19戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミシーザーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月18日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウエルシドに1馬身半の差をつけて優勝

6月20日、中4週で迎えた21戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワジユリアスに1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

10月18日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、3歳戦のアラブ王冠賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のダイシンシルキーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月15日、中7週で迎えた23戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターヨシゼンから4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1989年）

1月26日、中5週で迎えた24戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（5戦4勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた25戦目は、春暖特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木竹見騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月14日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、スターライト賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木竹見騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノフアストから7馬身差の2着に敗北した。