オースミクリスタル（1990年生、母サニーウイン）

Osumi Crystal

1990.04.06

オースミクリスタル（1990年4月6日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時10歳）と交配したサニーウインが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般C2ニ。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月12日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1994年）

1月4日、中3週で迎えた4戦目は、5歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴウオーデルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、一般C4イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のニョホウダイヤに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカンミラージュから2馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2ニ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートホールに2馬身半の差をつけて制した。

5月30日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートホールに3馬身の差をつけて優勝

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた14戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた16戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイテイオーから1馬身差の2着となった。