ギフトアワード（2013年生、母ギフトオブザラック）

ギフトアワード（2013年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋賞。資質が賞につながるように願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時13歳）と交配したギフトオブザラックが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月20日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月15日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず17着に終わった。

7月10日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月18日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クインズカハにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るネイチャーハートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月9日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマキンシロウに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2017年）

2月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4月9日、中7週で馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。