リバイバルワンダー（2010年生、母マーヤナ）

リバイバルワンダー（2010年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「復興＋驚異」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時25歳）と交配したマーヤナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C2三。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月18日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3歳（2013年）

2月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月31日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

12月3日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4歳（2014年）

1月7日、中4週で迎えた6戦目は、4歳C3四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた7戦目は、4歳C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサカジロワンダーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中4週で迎えた8戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳C3二（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したベルモントリヴァーにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月23日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオシャレレディを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月4日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

10月16日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月25日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5歳（2015年）

1月27日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシューニャを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

3月12日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。