マターナルラヴ（2017年生、母ニシノマザーアース）

Maternal Love

2017.04.09

マターナルラヴ（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母性愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したニシノマザーアースが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳B。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって442.8万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月25日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

2月29日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

2020年4月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月1日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキッチンドリンカーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月8日、連闘で馬体重を前走から9kg戻して迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホトトギス賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

2020年11月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。