ワンダーフルーリ（2020年生、母ワンダーキラット）

ワンダーフルーリ（2020年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+花が咲く(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のケープブランコ（当時13歳）と交配したワンダーキラットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグラストレーニングセンター。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2023年の一般C2十。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

6月26日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3歳（2023年）

1月21日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3月19日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆一騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

8月5日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で菅原隆一騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

9月25日、中6週で馬体重を前走から44kg増やして迎えた6戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

デビュー前

橘友和厩舎（岩手）へ入厩。

10月22日、デビュー戦は大坪慎騎手を鞍上に据えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月5日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のルージュリオンヌに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた10戦目は、C2五組（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

デビュー前

橘友和厩舎（岩手）へ入厩。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた14戦目は、C2六組（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月14日、中8週で迎えた16戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、フレンドショコラにハナ差交わされて2着となった。

8月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、タカツワカマツに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。