シンコウキ（1988年生、母ソロナエビス）

シンコウキ（1988年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロングリート（当時9歳）と交配したソロナエビスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、中央障害13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月27日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ヴァイスシーダーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月10日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月23日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に敗れた。

4歳（1992年）

1月18日、中5週で迎えた7戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大森勇一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1993年）

3月6日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月9日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で東田幸男騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコガネタイフウから約11馬身差の2着となった。

5月29日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で東田幸男騎手（5戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は7戦連続で東田幸男騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月1日、中5週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は村山明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後はケンタッキルートと並んで1着同着となった。

8月22日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた19戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3150m 曇/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は東田幸男騎手（8戦0勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。