メジャーハリケーン（2005年生、母トキノシェイヴァン）

メジャーハリケーン（2005年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時15歳）と交配したトキノシェイヴァンが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳。

経歴

デビュー前

山浦武厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

9月28日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグルーヴスクワートを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のナドアルシバ競馬場カップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の龍珠特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったギャンブルオンミーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2008年）

1月8日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコマツイングランド決め手に屈してクビ差の2着となった。

2月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のフラワーロード特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

5月6日、中8週で迎えた9戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。