ダンストンビーム（2000年生、母マツスイフト）

ダンストンビーム（2000年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（馬主の住所　男石から）＋光線」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンワシントン（当時9歳）と交配したマツスイフトが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋ファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木長次厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2002年）

11月10日、デビュー戦は鈴木義久騎手を鞍上に据えて、2歳（上山ダート1250m 晴/不良）に出走。馬体重は443kg。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノシャンハイに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2003年）

4月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg減らして迎えた3戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず13着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた4戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、3歳地方重賞のこまくさ賞（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のかみのやま競馬一日女性所長記念（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、中0週で迎えた8戦目は、3歳戦のシルクエミネント勝利記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノシャンハイに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の来場記念パート1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月4日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のグラジオラス特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のありがとう!みんなの摩衣子記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の堀内貴志賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったパラダイスアゲンから1馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月29日、中7週で迎えた15戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のローズカップ（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松下裕樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松下裕樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。