グランマージーン（2003年生、母スリルパッション）

グランマージーン（2003年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「祖母の遺伝子。偉大な祖母サリーベルの遺伝子を持っているんだ」。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したスリルパッションが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

5月13日、デビュー戦は高橋智大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で高橋智大騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋智大騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月2日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋智大騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月30日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋智大騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4歳（2007年）

1月23日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川駿介騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月8日、中5週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。