ネイムオブローズ（1991年生、母Crazed Rainbow）

Name of Rose

1991.04.24

ネイムオブローズ（1991年4月24日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAlzao（当時11歳）と交配したCrazed Rainbowが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

黒坂洋基厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

12月11日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

3歳（1994年）

7月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のキクノシンザンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

8月6日、中4週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。