リスペクション（1998年生、母リストレーション）

Respection

1998.05.25

リスペクション（1998年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したリストレーションが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月16日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2001年）

2月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジェフリーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に敗れた。

4月21日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

4歳（2002年）

4月20日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。