タイムエクレール（2002年生、母トキシェーバー）

タイムエクレール（2002年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋稲妻（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時10歳）と交配したトキシェーバーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

12月25日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2005年）

1月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月10日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

6月19日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月22日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、中3週で迎えた12戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリベロストラーダを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた15戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた16戦目は、カシオペア特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月16日、中0週で迎えた17戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイテイモアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のヒアシンス賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーヨーパプラール決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で平瀬城久騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のジニア賞（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で平瀬城久騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で平瀬城久騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のセントポーリア賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で平瀬城久騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で平瀬城久騎手（15戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で平瀬城久騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で平瀬城久騎手（17戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で平瀬城久騎手（18戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で平瀬城久騎手（19戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、ソナー企画杯・城ちゃん記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で平瀬城久騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-6（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で平瀬城久騎手（21戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3-6（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-7（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3-9（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。