ヘヴィリピーテッド（2021年生、母オンヴェラ）

ヘヴィリピーテッド（2021年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ピート香の強いウィスキー」。毛色は青鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時10歳）と交配したオンヴェラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年の仁豊野ダッシュ(C2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、丸山担によって2,200万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月18日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

5月11日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

7月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

10月9日、中9週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、石刎町ダッシュ（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、楽天競馬で初夢賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた11戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、河間町ダッシュ（姫路ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、仁豊野ダッシュ（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキスウマイに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月3日、中4週で迎えた14戦目は、フリージア賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。