メイショウモノノフ（1996年生、母デュークプリンセス）

メイショウモノノフ（1996年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスホール（当時10歳）と交配したデュークプリンセスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、中央障害7戦0勝2着1回、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1999年のハマナス賞。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

7月18日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスナークハヤカゼを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

9月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったマルタカクラフティにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

3歳（1999年）

1月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップバニラ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワールドヴィガーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月22日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4歳（2000年）

1月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月20日、中4週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた17戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で今村康成騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月21日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグマキバオーから2馬身差の2着となった。