ボーラーハット（2012年生、母セリーナトロフィー）

経歴

デビュー前

2歳（2014年）

7月25日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は471kg。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

3歳（2015年）

1月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ハッピーキャロットに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月4日、中4週で迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフィリアルサンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピースフォーエバーに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若葉特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のラストミニッツに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、いわし雲特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

10月7日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、佐倉牧賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦3勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のセイントジュピターに1馬身の差をつけて4勝目を収める

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、都心から気軽に自然を満喫相模原市緑区記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦4勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた11戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、胡桃特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた12戦目は、川崎読売会記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（8戦4勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4歳（2016年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（9戦4勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた14戦目は、銀嶺特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（10戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

6月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、白百合特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた16戦目は、2016ひらつか七夕特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったジュリアンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月29日、中3週で迎えた17戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、宮ヶ瀬ふるさとまつり・花火大会特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた18戦目は、新涼特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5歳（2017年）

9月7日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（11戦4勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

7歳（2019年）

8月5日、約21か月の休み明けで迎えた22戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスカに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のジーアンドゴーに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。