オランジュバトー（2012年生、母オレンジシュプール）
Orange Bateau
2012.05.08
オランジュバトー（2012年5月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「オレンジの船（仏）。父名、母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時14歳）と交配したオレンジシュプールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方25戦0勝。
経歴
デビュー前
1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、井手慶祐によって1,680万円で落札された。
蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2014年）
7月19日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。
8月10日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。
11月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
12月13日、中3週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
3歳（2015年）
1月10日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
3月21日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。
6月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。
6月28日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。
8月6日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
12月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
4歳（2016年）
1月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。
1月28日、中2週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。
2月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
4月28日、中9週で迎えた14戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、リスの家リニューアル記念（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
5月11日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。
9月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
10月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
10月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
11月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。
11月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。
12月16日、中2週で迎えた22戦目は、田上農夫男室長ありがとう記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。
5歳（2017年）
1月3日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
1月31日、中3週で迎えた24戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
3月2日、中3週で迎えた25戦目は、スパート賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
4月6日、中4週で迎えた26戦目は、イヌワシ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。
5月17日、中5週で迎えた27戦目は、つばめ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた28戦目は、オオタカ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
7月5日、中2週で迎えた29戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、カモメ賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
8月1日、中3週で迎えた30戦目は、カワセミ賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた31戦目は、カササギ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた32戦目は、みんな大好き今日も食べたい餃子賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（12戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
10月11日、中4週で迎えた33戦目は、はやぶさ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。