グレイエクスプレス（1997年生、母プリマリー）

グレイエクスプレス（1997年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のコタシャーン（当時9歳）と交配したプリマリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地13戦0勝、地方37戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

石川栄厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1999年）

8月7日、デビュー戦は葛山晃平騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカラミラクルをハナ差制して初勝利を挙げた。

9月24日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のりんどう賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳B（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中0週で迎えた8戦目は、3歳B（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月12日、中8週で迎えた10戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた13戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月15日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月25日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた16戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

4歳（2001年）

1月14日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた18戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた20戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた21戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

12月31日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から44kg増やして迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた24戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンマンギャングから8馬身差の2着に敗北した。

4月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた27戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた28戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた29戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスオードリーから1馬身差の2着となった。

6月16日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエチュードジョージから2馬身半差の2着となった。

6月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスビギンからアタマ差の2着に惜敗した。

7月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた40戦目は、三野宮勇騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は三野宮勇騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビジネスファイターから7馬身差の2着となった。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた44戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮勇騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮勇騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中0週で迎えた47戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は三野宮勇騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた49戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮勇騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮勇騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。