ビヨンドザムーン（2003年生、母ウッディークー）

ビヨンドザムーン（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「月の彼方」。毛色は栗毛。種牡馬のデザートキング（当時9歳）と交配したウッディークーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,575万円（7.88万×200口）で一口馬主が募集された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

9月25日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るレソナルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2006年）

1月21日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユウカージナルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月6日、連闘で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。