キャンディード（2023年生、母ストロボフラッシュ）

キャンディード（2023年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「舞台作品名」。毛色は芦毛。種牡馬のトーセンラー（当時15歳）と交配したストロボフラッシュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2025年の中京2歳ステークス(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松下武士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

7月5日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るララクレアドルーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月31日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の中京2歳ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスターアニスをクビ差振り切って重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。