プレミールサダコ(2009年生、母パトリシアズドリーム)

Premier Sadako

2009.03.14

プレミールサダコ(2009年3月14日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「第一の(独)+人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサニングデール(当時10歳)と交配したパトリシアズドリームが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は清水 貞信。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水貞信から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

山口浩幸厩舎(西脇)へ入厩。

2歳(2011年)

7月18日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ園田ダート820m 雨/不良)に出走。馬体重は469kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラミティエに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中4週で迎えた2戦目は、2歳園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手(1戦1勝)。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ園田ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手(2戦1勝)。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手(3戦1勝)。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、プロミネントペスカに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下京都芝1200m 雨/不良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田中学騎手(4戦1勝)。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

3歳(2012年)

1月13日、中7週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の水仙賞船橋ダート1200m 晴/良)に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1200m 雨/良)に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手(1戦0勝)。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリコードーンを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月16日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のなのはな賞船橋ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手(2戦1勝)。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳500万下中山芝1200m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手(3戦1勝)。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5月1日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた12戦目は、3歳戦のさざなみスプリント船橋ダート1000m 曇/稍重)に出走。鞍上は張田京騎手(1戦0勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

6月4日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあやめ特別大井ダート1400m 晴/良)に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

8月12日、中9週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞船橋ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手(1戦0勝)。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のすすき特別大井ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手(2戦0勝)。13頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた17戦目は、3歳船橋ダート1000m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手(3戦0勝)。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のノムラクインワルツに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月28日、中4週で迎えた18戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下新潟芝1000m 小雨/良)に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた19戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下中京ダート1200m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

4歳(2013年)

1月23日、中7週で迎えた20戦目は、一般C2三大井ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は矢野貴之騎手(4戦1勝)。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた21戦目は、よみうりランド賞川崎ダート900m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手(5戦1勝)。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、キョウエイステップにハナ差交わされて2着となった。

2月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1六 C2四大井ダート1200m 雪/重)に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手(6戦1勝)。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1六 C2四大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手(7戦1勝)。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。