オーキュペテー（2009年生、母ローテローゼ）

オーキュペテー（2009年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場するハルピュイア姉妹の一人。速く飛ぶ者の意」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時8歳）と交配したローテローゼが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の若竹マイル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ミルファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月2日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月17日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2012年）

1月26日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3月25日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた5戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月8日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎良騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のばら祭シリーズ福山城（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤブサフォルテから2馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の「夕焼けサンセットとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の若竹マイル（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエムケープリンセスをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアツヒメから2馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の内田利雄&ひまわるライブ記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の葉月賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッドコサージュから約12馬身差の2着となった。

9月1日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の初秋スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の津森敏史・綾香結婚記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた20戦目は、3歳戦のスーパーマイル（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた21戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は野田誠騎手（7戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。