ビービーゼファー（1998年生、母サクラコミナ）

ビービーゼファー（1998年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時10歳）と交配したサクラコミナが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2000年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八田ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、坂東牧場によって315万円で落札された。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月28日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマスターマインドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月2日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、堂山直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニセンネンノオトコに5馬身の差をつけて2勝目を収める

12月27日、中4週で迎えた4戦目は、荒山勝徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

3歳（2001年）

2月2日、中4週で迎えた5戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

4月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は国信満騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月24日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は堂山直樹騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したランデヴーシチーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（2002年）

10月16日、約14か月半の休養明けで迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、波賀町メイプルタウン特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。