レオリバティー（1999年生、母ビバジャパン）

レオリバティー（1999年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時13歳）と交配したビバジャパンが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷牧場。戦績は、中央平地25戦2勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方10戦2勝2着1回。2004年のオーガスト特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

12月2日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイシノカサブランカを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2002年）

1月13日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた4戦目は、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したプリマグロリアにクビ差届かず2着となった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は横山賀一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた9戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月10日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4歳（2003年）

2月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山賀一騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた14戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のニシノアイビームをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

4月27日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

10月11日、約5か月半の休養明けで迎えた17戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

5歳（2004年）

2月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4月3日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた24戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた25戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、オーガスト特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロックバルスカに5馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

10月30日、中8週で迎えた26戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2005年）

3月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は南田雅昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月16日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた28戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、深秋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、トールスファイアーに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月27日、中2週で迎えた30戦目は、小松川特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた31戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモシェアトに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月23日、中1週で迎えた36戦目は、春風特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。