セイウンリップル（2005年生、母ゲイリードリーマー）

セイウンリップル（2005年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋さざ波」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時11歳）と交配したゲイリードリーマーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方17戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月21日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3歳（2008年）

3月9日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず18着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大野拓弥騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた10戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた14戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の一将・美沙緒結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったツーハッスルをクビ差捉え切れず2着となった。

11月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

12月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4歳（2009年）

1月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C13（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた23戦目は、鴇田英将・玲子結婚おめでとう（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた26戦目は、一般C13 16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で持原大志騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。