タケデンボレアス（1988年生、母ムサシタカネ）

Takeden Boreas

1988.04.30

タケデンボレアス（1988年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマグニテユード（当時13歳）と交配したムサシタカネが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）安藤牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月31日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたコックニー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のライフセーバーをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のくちなし賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したサクラグットオーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月6日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のほおずき賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田富男騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したイザナミを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

9月19日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。